授乳中の母乳のつまりやしこりはとても痛く、ひどくなると高熱が出たり、赤く腫れたりします。乳腺が細い人や乳管があまり開いていない人、母乳が出すぎの人は特に注意が必要です。高熱が出たり、赤く腫れたり、激痛がしたりした場合は速やかに病院へ受診する必要がありますが、まず一番大切なことは「つまらせないこと」です。
お正月は特においしいものを食べ過ぎて、つまりやしこりで悩む方も増える時期です。
ぜひハーブティーで母乳のつまり・しこりが起きないように自分で予防しましょう。
母乳つまり・しこり予防に役立つ飲み物
母乳のつまり・しこり予防におすすめのお茶は「ごぼう茶」です。
ドラッグストアやスーパーでもすぐに購入できるのも魅力のひとつです。
なぜ、ごぼう茶がつまりによいの?
「乳腺炎には牛蒡子がよい」と昔から言われていますが、ごぼうには血行を良くして体を温める働きがあると言われています。母乳は血液から出来ているため、ごぼうは血液をさらさらにして、さらさら母乳を作るのに役立つと言われています。
またごぼう茶には乳腺を広げる働きもあると言われています。
ごぼう茶を飲むことで母乳の質がよくなるといったイメージを想像してもらえば分かりやすいと思います。
ちなみに「牛蒡子」とはごぼうの種のことです。昔から炎症を抑えたり、体の中から毒素を排出したりと民間療法でよく使われてきました。現在でも乳腺炎の方には牛蒡子をすすめる産科も多数あるそうです。
しかし、「牛蒡子」は一般的なドラッグストアでは見かけないことが多く、漢方薬局に行かないと購入出来ないことが多いです。そのため、乳腺炎予防であれば牛蒡子ではなくて「ごぼう茶」が手軽に購入出来てオススメです。
ただし、ごぼう茶には母乳の出すぎを止める効果はありません。母乳が出すぎて困っている方はペパーミントティーがオススメです。
母乳の出すぎにおすすめのハーブティー
ごぼう茶には母乳をサラサラにする働きはあっても、母乳分泌を減らす働きはありません。母乳の出すぎでつまりやすい、しこりが出来やすい方にはペパーミントティーがオススメです。ペパーミントティーには母乳分泌を減らす働きがあるので、出すぎで困っている人はぜひ試してください。
ただし、アロマのペパーミントは禁忌ですので、絶対に使用しないでください。詳しくは下記の記事を参考にしてください。
まとめ
高熱が出たり、赤く腫れて激痛がするときは病院で薬が必要ですが、出来れば母乳のつまり・しこりが出来る前に自分でケアすることが重要です。
普段飲んでいるお茶をごぼう茶に買えるだけで予防が出来るので、ぜひ試してくださいね。
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