【助産師執筆】妊娠中・妊婦さんの浮腫みにおすすめの飲み物・お茶

妊婦さんに多いマイナートラブルのひとつ「むくみ」。足がぱんぱんに浮腫んで痛みが出たり、起床時に手が握りにくかったり、多くの妊婦さんを悩ましているマイナートラブルではないでしょうか。

妊娠中の浮腫みは妊娠にともなう生理的なものが原因で起こることがほとんどのため、日常生活の中で浮腫み解消に役立つマッサージや飲み物・お茶を飲んで改善していくことが、妊娠中のむくみ解消の大きな鍵となってきます。

今日は妊婦さんの浮腫み解消におすすめの飲み物・お茶を助産師ハーバリストがご紹介致します。ぜひ毎日の飲み物に取り入れて浮腫み解消に役立ててください。

妊娠中の浮腫みの多くは、妊娠にともなう体の変化によって引き起こされることがほとんどです。妊娠中の浮腫みは生理的なものがほとんどで心配いらないことが多いですが、中には病気が原因で浮腫みが起こることもあります。不安や心配があれば、必ずかかりつけの産院にご相談ください。

浮腫みにおすすめの飲み物・お茶

妊娠中の浮腫み解消に役立つハーブティーをご紹介します。

1.リンデン

日本ではあまり聞き慣れないハーブですが、ハーブ大国ヨーロッパではとても人気のハーブです。

さまざまな薬効を持つことで知られるリンデンですが、フラボノイドという成分を豊富に含むのが特徴です。フラボノイドは発汗作用や利尿作用があるので、リンデンには汗や尿を体の外に排出して、浮腫みや高血圧改善に有効と言われています。

また発汗作用があるため、風邪の引きはじめに飲むと体の外に毒素を排出してくれる働きもあります。「妊娠中は薬をあまり飲みたくない」と考えている妊婦さんも多いので、その点でもリンデンは妊娠中におすすめのハーブと言えます。

味は草独特の味は少なく、甘みも少しあり、とてもおいしいです。ハーブティーを入れた時に香るリンデンの香りには、気持ちを落ち着かせたり、イライラを鎮めたりする働きもあるため、飲む時はまずは深呼吸してから飲むのがオススメです。

2.スギナ(ホーステール)

庭やあぜなどに多く生息している「スギナ」。庭などの一度根付くとやっかいな雑草ですが、実はすごい薬効を秘めています。ちなみに春先になるとスギナの横に生えるのが「つくし」です。(正確にはスギナの胞子茎を土筆と言います)

スギナはヨーロッパでは古くから「緩和な植物性利尿剤」と呼ばれ、膀胱炎や尿道炎などの泌尿器系の感染症に使われていた歴史があります。

心臓や腎臓の悪い妊婦さんは飲むことが出来ないハーブですが、特に妊婦健診で異常を指摘されていない妊婦さんなら安心して飲むことが出来ます。

※道端に生えているスギナを自分で採取して飲まないでください。

3.どくだみ

スギナ同様に日本のハーブの代表「どくだみ」。咲いている時は独特な香りがしますが、乾燥してお茶にすると香りが弱まるため、飲みやすくなります。

デトックス作用が強いのが特徴で、尿を出やすくして浮腫みを改善する働きがあります。

また便通を整える働きもあるため、妊娠中はオススメのハーブです。

※ 道端に生えているどくだみを自分で採取して飲まないでください。

4.クミスクチン

沖縄3大ティーのひとつ「クミスクチン」。別名「ネコのひげ」と呼ばれている日本のハーブです。インドネシアやマレーシアでは古くから「腎臓のお茶」として使われてきた歴史があります。

クミスクチンは体の水分の排泄を促すだけではなく、高血圧の原因になるナトリウムや塩素、尿酸などの窒素化合物の排泄を促す働きもあります。

また体から余分なナトリウムを排出するのに役立つミネラル「カリウム」を豊富に含んでいるのも特徴です。

腎臓の機能を高めてくれるため浮腫みにはとてもオススメです。

飲む時に注意すること

1.自分で採取したハーブは飲まないこと

スギナ、どくだみはよく庭や道端で見かけますが、決して自分で採取して飲まないでください。犬や猫の糞、農薬などにさらされている危険があります。絶対に販売されているものを飲んでください。

2.飲む量に気をつける

尿や汗、便などで体に溜まった毒素や老廃物を排出することはいいことなのですが、妊娠中は新陳代謝が普段より高いため、汗もかきやすくなります。

そのため、ハーブの利尿作用がプラスすると、水分を体の外に出しすぎて脱水になってしまう危険があります。特に夏場は注意が必要です。脱水や熱中症予防の水分補給にはハーブティーは絶対に使わないこと。

おすすめ記事:妊婦さんが夏にハーブティーを飲む際に注意すること

一日に飲む量の目安は1回1~2g、ティーカップ1~2杯まで、一日1~2回までにしてください。妊娠中は妊娠していないときよりも薄めで飲んでください。

3.体調に不安があるときは飲まない

妊娠中は体調の変化も激しい時期です。体調が芳しくない時や体調に自信がない時は絶対に飲まないようにしてください。

また、ハーブが浮腫みにいいと分かっていても不安や心配があるときは飲まない方が無難です。心配や不安はストレスとなり、逆にお腹が張ったり、気分が悪くなったりする危険があります。(ストレスは妊娠中も最大の敵です)

どこで買えるの?

助産師×ハーバリストが開発した「妊娠中のむくみ専用ハーブティー」は浮腫み解消に役に立つリンデン、スギナ、どくだみ、クミスクチンなどの利尿作用のあるハーブをブレンドしてあります。

ひとつひとつのハーブは味がいまいちでなかなか飲みにくいですが、ほうじ茶をブレンドして飲みやすくしてあるの特徴です。

それでも味が少し苦手という妊婦さんは手持ちの麦茶やほうじ茶にブレンドしてもおいしくお飲み頂けます。

産後の浮腫みにも使えるため、妊娠中から産後までずっとお飲み頂けます。特に妊娠中に貧血があった妊婦さんは産後浮腫みやすくなりますので、貧血で悩む妊婦さんのためのハーブティーと一緒に妊娠中から産後まで一緒にお飲みいただくのをおすすめしています。

むくみで悩む妊婦さんのためのハーブティーは楽天市場で販売中

まとめ

妊娠中の浮腫みは妊娠に伴う生理的なものと分かっていても、実際に足や手がパンパンに浮腫むととてもつらいもの。

ぜひ妊娠中のつらい浮腫みに役立ててくださいね。

 

※「ハーブが浮腫みに効果がある」という科学的な根拠(エビデンス)はありません。

 

 

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